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一◯◯式重爆撃機 呑龍
・東京都 K.A様 ご依頼品
ハセガワ 1/72Scale プラスチックキット


1940年、皇紀2600年の記念すべき年に誕生した爆撃機がこの呑龍です。記念年にあやかり、一○○式重爆撃機と冠された本機は、高速・高火力による護衛を必要としない爆撃機として開発されました。呑龍に因んだ歌が生まれる程人気があった一方で、エンジンの信頼性が低く現場では扱いに悩まされる機種として認知されていた様です。掲げていた高速・高火力も同時期の海外製の爆撃機に一歩及ばず、結果的に従来通り護衛機を付けて運用されていました。ただ護衛については当時の世界でこの水準を満たせた機種が存在しなかった為、順当な運用法だったと再評価されています。
今回は数多い呑龍の中から、I型飛行第61戦隊の所属機を再現しました!

航空機はどの機体も共通して、コクピット等の内部から製作します。先に中を塗装・組立てをした上で、外装に組み込み貼り合わせるのですが、爆撃機の場合キャノピーが前後にも設けられている事が多く、それに伴い組み込む部品も多くなります。くれぐれも外装の処理を終えてから部品を入れ忘れてしまったなんて事が無いように、仮組時に忘れ物がないか念入りに確かめましょう。

呑龍は所属に応じて様々なカラーリングが存在しますが、今回再現したモデルはなかなか手強い迷彩模様が入ります。というのも、画像の通り太い不定形のラインが平行に入るのですが、エアブラシで表現するにしては形状がいびつで、かといって筆塗りでするには少々面積が広く、表現方法に悩まされました。最終的に筆塗りで、当時施されていた塗装の雰囲気が出る様に仕上げました。
シルバーボディの機体は先にシルバーを塗ってから白や黄のラインを入れたくなる所ですが、メタリックカラーの上からは塗料が定着し辛い上に、メタリック塗料の上から直接マスキングテープを貼ると色が剥がれてしまうことがあります。どうしてもシルバー地にマスキングして塗装をせざるを得ない場合は、必ずシルバーをクリアー塗料で薄くコートして表面を保護しましょう。

張り線を取付けて、呑龍の完成です!
今回再現したカラーリングが派手な事もあり、大変見映えのする作品に仕上がりました。