ホーム → ギャラリー「スケール」 → 間宮
クリックで画像
が表示されます
   ↓

給糧艦 間宮(1944最終時)
・東京都 M.Y様 ご依頼品
ピットロード 1/700Scale プラスチックキット



旧日本海軍の人気艦船と言えば超弩級戦艦大和や長門、空母赤城に不死身の駆逐艦雪風等が挙げられますが、海軍「に」人気だった艦船はこの艦一択と言える程絶大な支持を得ていたのが、この間宮です。給糧艦の名前の通り食糧を輸送する艦で、陸地から遠く離れた海洋で活動する海軍にとって絶対に無くてはならない生命線でした。
18000人分の食糧3週間分を輸送出来る積載量と牛豚を生きたまま輸送し艦内で屠殺できる設備、そしてアイスクリームや羊羹等の加工食品の製造も出来ました。特にこの羊羹は間宮羊羹と呼ばれ、人気を博していました。
その重要性から工作艦明石と並んで連合国側からは「見つけたら絶対破壊せよ」と目を付けられていた程で、それにあわせて随伴艦の警護も強固に固められていました。間宮自体は戦闘艦ではないのでささやかな機銃程度しか武装はありませんでしたが、末期では機銃座が増設されて護衛能力の強化が図られました。
今回は末期の姿を製作しました!

2015年に発売されたキットで、造形や部品の合わせは問題ありません。1/700とは言え細かな箇所まで造形されていますので、下地処理の際に造形を潰さない様注意して処理を進めましょう。細いパーツ、小さなパーツの嵐ですので、くれぐれも破損したり紛失したりしないように注意します。切り跡が隠れる箇所にランナーが伸びているパーツは、ランナーに付けたまま処理や塗装をして組立て時に外して取付けると、紛失のリスクを避けられて部品の管理も楽になります。

塗装は艦艇色と横須賀工廠グレー色で塗りわけます。甲板の塗り分けは少々大変ですが、マスキングをしっかり施して塗り分けるとぐっと見映えが良くなります。塗装後にスミ入れを施す点は他の模型と同様ですが、スケールを考慮して深く見せたい所とそうでない所を分けて、部分ごとにスミ入れが必要かどうかを見分ける事も大事です、全て同じ調子でスミを入れてしまうと、途端に玩具っぽくなってしまいますので要注意!

完成した間宮は、艦隊のアイドルとして親しまれていた往年の姿を彷彿とさせる完成品に仕上がりました。