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ランチアストラトスGr.5 風吹裕矢
・東京都 T.I 様 ご依頼品
・タミヤ 1/24 Scale プラモデル

 

スーパーカーブームを語るには、この作品の存在は外せない! 伝説的ヒット漫画「サーキットの狼」には、多彩なマシンが活躍しました。弊社でも雑誌作例を中心に、様々な関連キットを製作してきました。(DINO246GT沖田仕様の作例記事はこちらから
現在でも根強い人気を誇る為、作中のマシンを再現したキットが販売されていますが、中には主役級の存在だったにもかかわらず未だ商品化に恵まれないマシンもあり、今回製作したランチアもその中の一台です。
日光レースで主人公の風吹裕矢が駆ったマシンを、現代に復活させます!

本作例を製作する為にお客様からご用意頂いたキットは、元々はタミヤのモーターライズシリーズとして発売されたモデルです。特徴を良く捉えたキットなのですが、如何せんキットそのものが古いのと金型の経年劣化を感じさせるパーツ精度で、先ずはバリの除去やうねった表面の整形から始めました。
パーツ構成は非常にシンプルで、モーターライズを前提としているため内装はコクピット回りをシンプルに再現するに留まっています。上記の都合で処理に手間はかかりますが、部品点数は少ないので早い段階で完成形が見えてくるキットでもあります。

塗装からが今回の製作の本番です! 幸いこのマシンは漫画イラスト以外に京商からミニカーが発売されていた為、塗り分けやマーキングが入る位置を割り出すのに苦労はしませんでした。先ず印象的な紅白カラーに塗り分け、シンメトリーが出る様に注意しながら塗装を進めて行きます。
各部の文字や数字を再現する為に、弊社お得意のデカール作成で対応します! しかしこのデカール作りが厄介で、参考にしたミニカーと本キットでは面の解釈が若干異なる箇所がある為、参考図通りにデザインを起こすと肝心のキットにフィットしないことが判明しました。特に側面の10の数字は角度がついている事からも調整が難しく、何度も試作を重ねて車体に合わせ、理想の形状に落とし込みました。
デカールを貼り込んだら、いよいよウレタンコートです。本体に美しい光沢を与えるだけでなく、研ぎ出しによりデカールの段差を失くす効果もあるので、今回の様な作例では必須となります。
ちなみにこのキットには、パイロットフィギュアが付属しています。座らせるかどうかはお好みですが、今回は漫画イラストの資料を頼りに可能な限り裕矢を再現して搭乗させました。

完成したランチアは、漫画からそのまま飛び出してきた様な、迫力満点の仕上がりになりました!