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三菱ギャランGTO-MR '70
・東京都 S.T 様 ご依頼品
・アリイ 1/32 Scale プラモデル

 

コルトギャランの血統を受け継ぎ、当時流行だったアメリカのマッスルカー(高トルク、重量級のスポーツカー)を踏襲したハイパフォーマンスなスポーツカーがギャランGTOです。1970年に発売され、以後6年に渡りギャランラムダ登場まで三菱製スポーツカーの代名詞として存在感を示していました。フラグシップモデルのMRグレードはギャランGTOの生産終了後も名前が使われ続け、後のGTOやランエボにも冠されてきました。
今回は一般的な1/24よりも小さめな、1/32のプラモデルを製作しました!

アリイ製(現マイクロエース)のキットでパーツ点数がかなり絞られた内容になっています。1/32オーナーズモデルというシリーズで、現在も販売されていますが初版から30年以上が経過したキットですので、パーツには歪みやバリ等が幾つかあります。小さなキットだからといって油断せずに、まずは部品同士がきちんと合うか確認しましょう。
古い上に小さなキットですので、細部の再現性が少し弱い印象を受けます。フロントガラス前のスリットはキットではモールドすら設けられていないため、実車から寸法を出してデカールを作成・貼り込む事で再現しました。部位によってはモールドを彫るよりもこの様な対処の方が雰囲気が出る場合があります。またワイパーもシャープさに欠けていたので、1/24用のワイパーセットの中から一番小さなものを選択して取付けました。

小さいながらも大変!? 塗装に入って行きます。
ボディのオレンジは強い色調を出す為、蛍光色を混ぜて主張の強いオレンジ色を作りました。オレンジ色は発色が弱い傾向にありますので、他の色以上に希釈に気を遣い最小限の塗り重ねで発色させる様に心がけましょう。
サイドのラインは太い方を塗装で再現し、細い方はデカールを用意して貼り込みました。他にもロゴやグレードの表記類はキットには一切入っていないので、そう言ったものは全て弊社自作のデカールで再現しました。
ウレタンコートを施してからの研ぎ出しは、細心の注意を払います。もしも磨きすぎて塗膜やデカールを剥がしてしまった際は、剥げ箇所を慎重にタッチアップしてから再コートを施しますが、ウレタンの層はあっという間に厚くなってしまいますので、なるべく一発で決めたい所です。

組立てて完成したギャランGTOは、1/32とは思えない実物感溢れるカーモデルに仕上がりました!