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Tyrrell 019
・山梨県 N.S 様 ご依頼品
・モデラーズ 1/24 Scale プラモデル

 

F1全盛期に誕生したマシンの一台、Tyrrell019です! 1990年に登場した当マシンは、前面へ突き出るように細く伸びるハイノーズ(ドルフィンノーズとも呼びます)を採用した初のマシンであり、現在に至るまでのフォーミュラカーのデザイン全てに影響を及ぼした歴史的にとても重要な一台でもあります。019はドライバーにジャン・アレジと中嶋悟を迎え入れ、市販エンジン(フォード製)を採用したマシンの中では最上位の成績を収めました。
翌年に更に改良を加えた020が登場し、こちらは以後3年に渡りティレルを代表するマシンとして活躍しました
今回は1990年に活躍した2台をそれぞれの仕様に合わせて製作しました!

2台の外見上の特徴はサイドミラーの位置です。ドライバーに合わせてミラーの位置や形状が変更されており、キットでは形状を選択することができます。しかし位置のガイドは設けられておらず、ここは実車を参考にして新たに穴を開口してはめる必要があります。また、ミラーのステーがプラのままだと太いので、真鍮線に置き換えて精密感を出しました。
F1マシンで目に入りやすい所は、外装の他にコクピットまわりも挙げられます。特に目立つシートベルト部分はキットによって再現方法が様々ですが、今回は別売のディティールアップパーツを用いてシールとベルトや金具を置き換える事で再現しました。ベルトが変わった事でぐっと実車らしさが出ます!

塗装は白・青・銀の塗り分けを行います。白と青の境界に入る銀ラインが厄介で、細いラインを等間隔にマスキングしないとシャープな雰囲気が出せません。銀を先に塗装して、細いマスキングテープでおさえれば簡単!・・・と言いたい所ですが、銀の様なメタリック塗料は塗膜の食い付きが弱く、銀の上からも塗料が定着しにくいため、先に銀を塗ってしまうと後でマスキングを剥がした際に色が剥がれてしまうという事故が発生する可能性があります。マスキングが大変ですが、「メタリック塗料は後に塗る」セオリーは崩さないで挑みましょう。
デカールを貼ったらウレタンコートを施し、硬化後に研ぎ出します。デカールの厚みを削り取ることはもちろん大事ですが、傷を極力消しきる事がカーモデル製作において最も重要なので、粗削りの段階で傷を入れ過ぎないように、コンパウンドに入る前のペーパー掛けは特に丁寧に行う様心がけましょう。

完成したマシンは、F1マシンデザインを変えた歴史的1台に相応しい仕上がりになりました!