クリックで画像
が表示されます

「ワルキューレロマンツェ」より
アリス・ヴァインベルク

・埼玉県 H.M 様 ご依頼品
・VOLKS 1/8 Scale レジンキット


PCゲームから始まり、最近ではアニメ化もされた人気シリーズ「ワルキューレ・ロマンツェ」より続編の「More&More」から登場したヒロインアリスを製作しました。
今回のモデルはボークス製のキットなのですが、作られた経緯が少々特殊で、アニメ化の際に複雑な鎧のデザインをアニメーターに正確に伝えるために起こされた作画見本をキットとして販売したものなのです。(同じ様な事は度々あり、有名な例でいうと【新世紀エヴァンゲリオン】劇場版でも同様の方法をとられたそうです)
早速作っていきましょう!

前途の通り作画の為に起こされた立体物ですので、造形は極めて良好でどこ角度から見ても破綻がありません。加えてボークスの高レベルの成形技術により綺麗にパーツ化されています。パーティングラインをとれば申し分ない下地になりそうです。
各部に入っているモールドはとても繊細に彫られていますので、下地処理の際にモールドを潰してしまわないよう気をつけましょう。

塗装の肝は鎧部分です! 金属の質感表現はもちろんの事、各部で若干色味が異なる色の具合も再現していきます。重量感を出す為にシャドウを入れる事はもちろん必要ですが、今回はアリス自身との雰囲気のバランスが重要ですので、過剰に入れ過ぎないように段階ごとに肌やインナー等の部品と見比べて浮いてしまわないように調節しましょう。
太もも周りは今回透け塗装で表現! 先に他と同じ肌色を吹いてから、ブラウン系の塗料を少しずつ吹き重ねて肌の色合いを残しながら、ストッキング地の色が出るように仕上げていきます。この間にちょっとでも失敗してしまうと最初からやり直しになってしまう事もあるので、細心の注意を払って塗り重ねましょう。

組立てはぴたっとはまるので特段苦戦する事は無いと思いますが、びっくりする長さのランスが曲者です。手首が重量に負けないようしっかり軸打をしなければいけませんし、最後の組立て時にぶつけないよう慎重に扱わなければいけません。ランスの取付けは最後に回すのが得策です。

完成したアリスは、凛とした美しいモデルに仕上がりました! 造形も大変良く、塗装と相まって素晴らしい完成品になったと思います。