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「モンスターハンター3rd」より
ブナハ装備
・富山県 Y.Y 様 ご依頼品
・Clips 1/8 Scale レジンキット

狩りゲーの金字塔を打ち立てたモンハンシリーズの中でも、デザインの人気が大変高い一方でなかなか商品化の機会に恵まれていない装備のひとつがブナハ装備です。「商品が出ないならば作る!」のモデラー精神で、ワンフェスで発表されたガレージキットの数は他の人気装備と比べても非常に多く、弊社でも過去何度もご依頼を頂きました。
今回はディーラーClips様製作のブナハ装備です。ゲームのCGのリアル寄りな造形が特徴ですね。
早速作っていきましょう!

キット状態は良好で、下地処理で苦戦する箇所は多く有りません。また部品点数が増えがちなモンハンの装備の中では、比較的装飾が大人しい方なのでパーツ点数も抑えめです。落ち着いて取り組んでいけば問題無く下地処理が仕上がると思います。
ポーズが躍動感に溢れている分、重心が不安定なキットです。本体とベースの固定はもちろん、巨大な武器を支える事も考慮しなければならないので、軸の長さも数も十分にとってガチガチになるくらい位置が決まる様にした方が良いです。弊社作例では武器の保持は両手と左前腕の3カ所に軸を通して補強しました。

いよいよ塗装です。ここからがモンハンキットの大変な所ですが、ひとつひとつ確実にこなしましょう。
基本的にゲームのCGに合わせてありますが、部分的にお客様からご指定を頂いておりディーラー見本とは塗り分けが変わっている箇所が御座います。もちろん指示に合わせて塗りわけていきます!
ブナハ装備最大の特徴である複雑な色味の青紫は、黒で下地を作ってから明るめの紫→メインになる紫→節に入る濃い紫の順番でグラデーションを施します。塗装技術はもちろんセンスが要求される作業です。美しくも重厚感の有る仕上がりに仕上げましょう。
もう一つの難関は、武器の塗り分けです。単純に塗りわけ箇所が多いことも大変なポイントですが、先端部のグラデーションは吹き付ける角度や勢いに気をつけないと、モールドの間で吹き返り(エアの圧力で塗料がはね返る現象)がおきてしまい全体が汚くなってしまいます。グラデーションをかけたい部分にだけしっかり狙いを定めて、外へ向けて塗装しましょう。

最後の組立ては仮組みをしっかりしていれば問題有りませんが、どうしても重量や重心が不安定なキットですので一カ所ずつ確実に固めていく事が大事です。また振動や衝撃に強いエポキシ系接着剤を使用しましょう。瞬間接着剤はすぐにくっついて強度も有りますが、衝撃に弱い為こうしたフィギュアには向きません。
完成したブナハ装備は、躍動感溢れる美しい完成品に仕上がりました!