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艦隊これくしょん
深海棲艦 空母棲姫

愛知県 Y.K 様 ご依頼品
・てずくな  Non Scale レジンキャストキット

「艦隊これくしょん」では多数の艦娘が登場しますが、同様に多数の敵が登場します。敵は人間や兵器ではなく、深海棲艦と呼ばれる幽霊の様な正体不明の怪物で、姿形はまちまちですが「全身ほぼモノクロ」「身体のどこかが発光している」「有機的なデザイン」という点は共通しており、強くなるにつれて人型に近づいていく特徴があります。
深海棲艦の中でも強力な存在が深海棲姫と呼ばれ、多くは期間限定イベントのボスとして登場します。この空母凄姫も同様で、初出は2014年夏のAL/MI作戦で以後の殆どのイベントに参加する恐ろしい存在として提督(プレイヤー)達を震え上がらせています。
今回はこの空母棲姫を製作しました!

ディーラー様のオリジナル解釈が織り交ぜられたキットは、そのボリュームも相まって非常に複雑な構成です。中でも本体が寄りかかる形で配置された艤装(?)は砲塔が繋がった不定形の管が入り乱れており、位置関係の把握がやり辛いです。特に艤装の顔の様な部位はいくつかのパーツで構成されていて、大きさ故に成型時の歪みや気泡が気になる所なので、綺麗に仕上げる為にも気泡処理や継ぎ目処理はきっちり行いましょう。
入り組んだ構成なので仮組はもちろん重要です。実は本体と艤装は完全に分離した構成になっており別々のベースに固定するようにした方が管理しやすいのですが、その場合はベース同士が干渉しないように固定位置を考えないと思った位置で飾れなくなってしまいます。要注意!

部品の多さや形状の複雑さ故、下地処理は中々苦労するキットなのですが、本当に大変なのは塗装です。艤装に走るヒビには血管の様な赤黒い表現を施し、且つ細かくグラデーションを施す必要があります。ディーラー様のオリジナル解釈が織り込まれたデザインはよりグロテスクにアレンジされており、クリーチャー系の塗装に慣れていないと生々しい表現に苦戦するかもしれません。塗装面積が多い上に複雑な塗装表現を施す必要があるので、技術も時間も要求されます!

最後の組立ては、絡み合う部品同士の組み合わせを事前にちゃんと把握しておけば、きちっと組立てられると思います。
完成すると、圧倒的な存在の空母棲姫が目の前に! 横幅が最大で50センチに達するボリューム感は、凄まじいの一言につきます。おどろおどろしいデザインを十二分に活かした仕上がりで、ボスに相応しい貫禄がキットに宿りました。