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ミク!
・兵庫県 T.H 様 ご依頼品
・アトリエヒロ  Non Scale レジンキット

様々な媒体で顔を出して、もはやすっかり街の景色になじんだ初音ミクですが、なんと2017年で登場から10周年を迎えました! 楽曲はもちろんの事、フィギュアを含めたグッズの展開数も星の数ほど増えております。
今回は個性的なデザインやイラストのミクを立体化し続けてきたアトリエヒロ製のガレージキットを製作しました。

キット状態はパーティングラインや気泡がそれなりに見受けられるので、パーツ一つ一つをしっかり確認しながら処理を進めて行きます。組立図がキットに付属していないため、完成写真をたよりにどこに部品がつくのか割り出して行きますが、髪の毛が特に難しく一見どこに付くかわからない部品が多数出てきます。わかる部品から合わせていき、数を減らしてから取り付け位置が不明確な部品位置を探し出しましょう。
このキット、部品の接続箇所探しも大変ですが、そこからの仮組みは更に大変です! 髪とリボンは絡みながら足下に垂れるデザインになっていますが、まず髪とリボンの絡まり方が写真だけではわかりづらく、またリボンは全て順番がそろわないとちゃんと噛み合ないので、取り付ける順番が重要です。そして取り付けた部品が全てそろって足下に設置するとは限らず、片方は長く片方は足りない・・・という状況が発生しやすいのです。ドライヤーとお湯を準備して、逐一曲げて調整しながら合わせて行きます。最終的には固定するベースに髪ごと接着するのが良いですね。もちろん本体と椅子との位置調整も仮組み作業中に行います。

仮組みに時間を要するキットでしたが、塗装も相応に手間がかかります。従来のミクのデザインを拾いつつも大胆にアレンジされた衣装は、リボン等の細かな塗り分けが多数入ります。色合いはディーラー見本に合わせて気持ち淡めに調色し、エアブラシと筆塗りを使い分けて塗り分けましょう。
ディーラー見本に入っていたチーク(化粧)の表現は、目を含めた塗装が一通り完了してからパステルで施しました。もちろん目の塗装前にエアブラシで入れるという方法もありです。お好みに応じて使い分けましょう。

最後の組立です! 仮組みの段階でしっかり合わせていれば問題なく組み立てられると思いますが、いざ組立に入ると部品が塗膜の分厚くなっていたり金属線の入りが少しずれたり等の些細な原因で、思い通りに部品がはまらない事が発生します。接着剤を付ける前に必ずきちんと入るか最後の確認をして、問題を発見した際すぐに対処して確実に取り付けて行きましょう。

完成したミクは、複雑なデザインとまとまった配色が調和した、美しい完成品に仕上がりました!