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東方紺珠伝」より
稀神サグメ
・神奈川県 Y.W 様 ご依頼品
・モノクロツイン   Non Scale レジンキット

2017年末に最新作が発表され、最近では二次創作として発表されたゲームが商業ラインでダウンロード販売される様にもなり、win版一作目【東方紅魔郷】から20年以上にわたり支持され続けるシリーズ【東方Project】。今回は2015年にリリースされた第15作目にあたる【東方紺珠伝】より、4面ボスの稀神サグメを製作しました。
銀髪のショートヘアと矢印の様なスカート、片翼が特徴的なデザインで、無口かつドジッ子な性格が人気を集め、人気投票では紺珠伝登場キャラの中でトップになりました。
それではキット製作に入ります!

フィギュア単体は小振りで、全身で15cm程です。その分部品が小さく、髪の房のような小さな部品は予め接着しておかないと紛失してしまいそうになります。またキット状態は厳しい部分があり、スカートの様な薄い部品はキャストを流した際の不良で十分に成型されていない箇所が数点ありました。この様な場合は裏側から薄いプラ板等で裏打ちをしてから表にパテを盛り、造形して元の形に戻します。パーティングラインを取る際、羽の部品は繊細な造形が入っている為、ディティールを消さない様慎重に処理しましょう。
当キットは本体を自立させるベースが付属しており、羽に固定して支える様に出来ていますが、弊社でお預かりしたキットは成型時に曲がってしまっていてそのままでは正しい位置に固定出来ませんでした。部品をドアイヤーで暖めて、ゆっくり曲げて正しい位置に固定出来る様に調整をします。

塗装はお客様から頂いた指示に合わせて、全体的にきもち暖色系寄りに調色したカラーを使用します。小さなキットですが、だからこそグラデーションはしっかり入れて美しいフィギュアになる様に彩色します。特に翼は最も面積があり見栄えする部品ですので、妥協無く細やかにグラデーション表現を施しました。
今回はサイズの事もあり、他のフィギュアと比較して筆塗りでの塗り分けが多くなりました。目や服の刺繍はもちろん、ベルトやボタン等の装飾も筆で塗り分け、極力少ない工数で美しく仕上がる様にツールを使い分けていきます。

完成したサグメは、小スケールながらも存在感がはっきりと出た、美しいフィギュアに仕上がりました!