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「艦隊これくしょん」より
阿賀野型軽巡洋艦三番艦 矢矧改
・千葉県 T.H 様 ご依頼品
・T's system   1/6 Scale レジンキット

艦これでは艦娘を入手する為に「建造」というキャラクターを作る手段があるのですが、入手出来る艦娘は基本的にランダムなもののキャラクターによって入手確率に大きな差が有ります。この矢矧はその中でも最も入手難易度が高い艦娘の一人で、大量の資材を投入しなければならないだけでなくプレイヤーの運が要求されるのです。欲しい! と願いながらも未だに入手が叶わないプレイヤーもいらっしゃる様です。
史実の矢矧は当時最新鋭であった阿賀野型軽巡洋艦の三番艦で、かも坊ノ岬沖海戦で大和を守るも死闘の末に轟沈した悲劇の艦艇でもあります。ゲーム中でも「『今度こそ』守る」という台詞が織り込まれており、史実で大和を守りきれなかった未練を晴らす思いが強く込められていました。
それでは早速作っていきましょう!

キット状態は良好・・・なのですが、このキットの難しい所は下地処理ではありません。T's system様のキットで多く見られるのですが、艤装の固定箇所がはっきりと定まっておらず写真資料と見比べてもイマイチ曖昧な部分が残る事が多く、今回の矢矧もその点で悩まされました。
背中の艤装は艦娘本体と支持アームを貫通させて軸を通せば十分保持出来ますが、問題なのは左右に広がる砲塔の部分です。それぞれ支持アームが用意されていますが、接続位置は球体になっているので自由に位置が決められる反面カッチリしたポイントがないので、仮組時に手首でしっかり握られるように位置を調整して軸位置を決めないと、最後の組立てで固定に悩んで動かしているうちに色が剥げてしまった・・・なんて事が起こりかねません。またアームが細いので軸をしっかり入れないと砲塔の自重に負けて艤装が下がってきてしまいます。ここだ! と位置をしっかり決めて、ガッチリ固定出来る様太目の真鍮線が入れられるようにしましょう。

塗装はディーラー見本に合わせて調色し、彩色致しました。艤装の一部やタイツの部分がディーラー見本では強めの光沢で表現されていますので、色だけでなくツヤの具合もしっかり合わせました。
ネクタイの錨マークはデカール等がついていないので、手描きで書き込みました。

最後の組立ては、前途の艤装での注意点さえ抑えておけば、サクッと組立てられると思います。
完成した矢矧は、凛としたかっこよさと可愛らしさが溢れる素敵なフィギュアに仕上がりました!