モデルカーズ No.198
2012年11月号掲載作品
EBRRO 1/20 Scale
LOTUS 72C



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故ヨッヘン・リントが最後にドライブしたF1マシン、それがこのロータス72Cです。
彼の名を知る人は、おそらく昔からのF1ファンではないでしょうか?
1970年のチャンピオンとしてもそうでしょうが、彼の名がF1史上として後世にまで語られるのは、残念ながらレース中の事故によるものです。
それは、過去から現在までにF1史上で唯一「死後にチャンピオンとなったドライバー」だからです。

1970年 F1GP 第10戦 イタリア
あと1レース優勝すれば、年間タイトルが獲れるという最中に28歳という若さで現世から消えてしまいました。
その後に同車のシートに座り、リントのリザルトを保かの如く好成績を残し、結果的にリントをその年のドライバーズチャンピオンにした立役者が、当時まだ新人であったエマーソン・フィッティパルディ(後にF1だけでなくCARTでもチャンピオンになった)その人です。

今回、ゴールドリーフカラーのロータス72Cは、そんな伝説のような出来事の史実まで知って頂いた上でご覧頂くと、よりF1の深さとその模型に対する見え方が変わってくるのではないでしょうか?



と、言う訳で・・・
誌面掲載にあたり、よりカッコイイ撮影をして戴いた「モデルカーズ No.198(2012年9月25日発売号)」」も合わせてお読み頂くと、もっともっと、F1マシンのデザインの美しさに感動しつつ、その再現がされたEBRROのキットが気になって仕方が無くなること請け合いです♪

ミニカーメーカーとして、数々の素晴らしい作品を世に送り出している「エブロ」だからこそ、抜群の完成度として満を持して送り出したに違いないこのキットは、モデラーとしてということも勿論、今までプラモデルを作ったことが無い人にもオススメしたいキットです。

確かに我々のような「プロモデラー」からすれば、当たり前なのかもしれませんが、それでもやはり、F1マシンのようなレースカーは、最高の仕上がりにしてあげたいのです。
その点では、自身でも満足の出来る作品に仕上がっていると思います。
(まぁ、突き詰めてディテールパーツをスクラッチしたりすればもっと代わるかもしれませんが、あくまで作例としての範疇から逸脱するつもりはありませんから・・・)

そして、今作っている人も、これから作り始める人も、頑張ればここまで出来るんだ、という参考見本の一つとしてお楽しみ戴けると幸いです。