天賞堂 HOゲージ 「 EF58 」
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今回のEF58は、もともと試験色塗装で完成品として発売されていた商品をぶどう色2号への塗り替えとしてご依頼頂いたものです。お客様のご希望で車両番号の無い状態に仕上がっています。

まずは、分解してホワイトメタルパーツ、ブラスパーツ、モーター&電装系パーツに分けて塗装は全て剥いでしまいます。この時にハンダやエポキシ接着されている所を無理に剥離させると、パーツ自体が変型したり、加熱されて焼き付いてしまうので、じっくり丁寧に根気よく外しましょう。
元の塗装をどれだけ綺麗に剥ぐかによって、下地処理のし易さと完成時に塗装の見栄えが変わってしまいます。ちなみにEF58は試験色塗装とぶどう色2号の車両とでは、床下機器と台車も色が違うのでちゃんと合わせましょう。
前面の飾り帯の質感を出す為に、磨き出しをしたあとに、マスキングしておきます。
そして塗装します。エアブラシで塗膜が厚くならないように注意しながら吹き付けて行きます。
ブラスHOゲージの鉄道模型は、ディティールの再現性もかなり細かいため、少しでも塗膜が厚くなると、ボッテリした感じになってしまうので、シャープなエッジを潰さないように丁寧に塗装します。
内装(特に運転席周り)も、ほとんど見えない部分ですが、ここをきちんと作り込んでいるほうが、最終的な見栄えに違和感が無くなり綺麗に仕上がります。
一通り塗装がおわると、元通りに組み立てです。
おっと、組み立て前にウレタンクリアーで光沢をつけておきます。塗膜の上にさらにウレタンクリアーを吹くため、ここでも最初の薄吹きを殺さぬよう、これも薄く吹き付けます。そして研ぎ出しです。
ここまで薄い塗膜でも研ぎ出す技術が高ければ、下地をキズつけないで光沢を出すことが出来ます。
そして完成! 分解後なので、必ず走行テストもして、ライトの点灯や擦れ箇所の確認もしましょう。
如何ですか? 
生まれ変わったEF58は目の前にしてみると、元の状態さえも忘れそうになるほど、美しくなりました。
この様なことも弊社にお任せ戴ければ、バッチリお気に召して頂ける車両にいたしますよ〜♪