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叡山電鉄デオ700系 730形電車
・神奈川県 T.M 様 ご依頼品
・Master piece  1/80 Scale ブラスキット

京都を走る私鉄、叡山電鉄の主力と言えば観光客向けの900系きららが有名ですが、地元民の足として活躍を続けているデオ700系も外してはいけません。初期型に分類される710形は1987年に誕生し、在来線のデナ21をベースにATSや冷房機器を搭載し、ワンマン運転を前提に設計されました。その後製造された車輛はベースとなった車体が異なるため、720形、730形と区分けされています。
2005年から2011年にかけて車体色の塗り直しが図られ、現在のクリーム地にカラーの帯色が入るスタイルになります(帯の色も緑の他に赤や青が有ります)。また叡電はアニメ作品とのコラボレーションをする機会が多く、その度にアニメ作品をモチーフにした700系のヘッドマークが取付けられ、県外からやってくる観光客も賑わせています。(特に芳文社とは同社の漫画雑誌『まんがタイムきらら』と900系きららが同じ名前という共通点が有り、数多くのコラボを実現してきました)
ちなみに形式が「デオ」「デナ」と独特の名称が割り振られていますが、「オ」が大型車輛「ナ」が中型車輛という形で意味が込められています。
今回は730形を製作します!

余分な突起が殆どない車体は組立てが楽・・・等という事は無く、シンプルだからこそ細部まで気を抜かずにかかりましょう。
この車輛で特筆すべきポイントは内装です。運転席仕切りがはじめから組み込まれているだけでなく、つり革とその渡しが床下側に固定される仕組みとなっており、天井の大部分がボディからでなく床下から伸びるという特殊な構造をしています。はじめの組立て時に天井や内壁にハンダを盛りすぎてしまうと入らなくなってしまうので注意が必要です!

このキットはデカールが予め用意されており、好きな帯色を選択する事が可能です。・・・が、このデカールがかなりの曲者で、デカールにしては相当硬く台紙にガッチリ食い付いてしまっていたため、剥がす事すら困難でした。非常に台紙から剥がれにくく、かつ破れやすいので中性洗剤を数滴垂らした水に浸けてスライドさせやすくした上で貼り込みました。
しっかり貼り込めれば、仕上げのウレタンコートを施します。こうすれば手強かったデカールをしっかり保護出来るので安心!

完成した車輛は、緑の一本ラインがさわやかな美しい車輛に仕上がりました!