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福島交通5020系
・東京都 S.T 様 ご依頼品
・エンドウ  1/80 Scale (HO) ブラスキット 東急5000系改造

アオガエルの通称で愛される東急5000系はその製造輛数や優れた汎用性から、東急引退後は全国の私鉄のあちこちに移籍していきました。この福島交通仕様もそのバリエーションの一つです。
高い汎用性ながらも近代化改装であちこちが変わっており、前面だけをとっても5000系の特徴であるオデコ両端の急行灯が撤去され前照灯も2灯に替えられています。屋上機器も大きく変わっており、押込型のベンチレータが千鳥配置(一定間隔で互い違いに配される方式)で並ぶ様は同じ5000系とは思えない程印象が大きく変わりました。
今回はキットを改造してこの仕様を再現します!

まずはボディをストレートに組立てます。キットに使用される部品は比較的少ないのですが、ロスト製の前面は真鍮のボディとぴったり合わないことがあるため、まずはどの程度部品同士が合うか合わせて、出来るだけ矯正をしながらハンダ付けしていきます。合わない所は多めにハンダを持ってパテ代わりとして、金属ヤスリや荒い番目のサンドペーパーで磨いて平滑に仕上げます。それでも少し残ってしまった段差や凹みは、ハンダ付け作業が完了してからパテで埋めればOKです。
改造が必要な前面と屋根ですが、基本は開いている穴を埋める作業になりますので、ハンダ付けを全て終えてから改造に入ります。いらない前照灯と屋上機器設置用の穴をパテで埋めて、段差がないように綺麗に磨きます。屋上機器は押込型のベンチレータがそのままでは固定する場所がない為、ベンチレータに真鍮線で軸打をしてから入れた真鍮線に合わせた穴を屋根にあけて位置を決めました。
なお今回は5020号機・5021号機再現のため昇降扉の雨どいは取り付けておりませんが、5022号機・5023号機再現の場合は雨どいが必要なので忘れずに取り付けましょう。
部品や配管の位置は、お客様から資料としてお預かりさせていただいたNゲージを基としております。

塗装は特徴的なクリームと赤のツートンを再現しました。色味は資料としてお預かりしたNゲージのカラーをベースとしています。
曲面で構成された車輛なので、ウレタンコートを施すとより美しい輝きを感じられる仕上がりになります。

完成した車輛は、通常のアオガエルとは一味違った魅力に変化した5000系にバッチリ仕上がりました!