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キハ48系びゅうコースター風っ子
・新潟県 T.S 様 ご依頼品
・気動車工房  1/80 Scale (HO) ブラスキット

今や気動車の代表格となった、キハ40系。今も数多くの車輛がJRに在籍しており、その中には改造車も珍しくありません。
そんな車輛の中でも、ひときわ際立った存在が、この風っ子です!
ジョイフルトレイン(JRが保有する特別車輛の総称)に在籍しており、主に仙台区間を走っています。
最大の特徴は側面窓が撤去された独特の風貌で、トロッコ列車として運行され、人気を集めています。
また、ストーブを車内に装備しており、室内照明の裸電球のランプと合わせて、他の車輛にない暖かみと懐かしさが最大のウリです。
その車体構造と言い、ボディのカラーリングと言い、どこを取っても模型再現するには一筋縄でいかないこのキットを、弊社でバッチリ再現致しました!

気動車工房製のこのキット、ボディの合わせから何までが「難しい!」と声を上げたくなる高難易度でした。
風っ子最大の特徴である、吹き抜けた窓の枠はエッチングパーツで、非常に繊細に作られています。
実車と見比べると分かりますが、枠や手すりは黒とシルバーで塗り分ける必要があり、油断は禁物です。
下側の窓には付属のシールを貼って装飾を再現しますが、このシールがいまいち枠とかたちが合わせ辛く、いちまいいちまい不自然にならない様に上手く位置調整をしていかなければなりません。
部品も風っ子に合わせて作られた専用パーツばかりで、雲のかたちをしたサボやシート等は代用が利かないので、くれぐれも部品を無くさない様に慎重に扱いましょう。

塗装はセオリー通り明るい色から順番に重ね塗りしていきますが、色数とマスキング箇所が半端なく多いので、これまで以上に「薄く」「鮮やかに」塗装しなければなりません。
本物と見比べて、パターンの位置関係を一カ所ずつ確認して、正確にマスキングしていきましょう。
今回の仕上げはウレタンコート! 光沢の美しさも大事ですが、塗り重ねた塗膜の段差を無くす意味合いも込めています。

全行程において、他の車輛とは比べ物にならない密度のキットでした。
このような高難易度キットが綺麗に仕上げられるのは、長年の経験と知識を貯えたNAGAEアートプロダクションだからこそ! 是非ともお気軽にご相談下さいね。