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キハ48系びゅうコースター風っ子
・東京都 S.T 様 ご依頼品
・気動車工房  1/80 Scale (HO) ブラスキット

ジョイフルトレインの中でも特筆してカラフルかつ大改造がなされた気動車と言えば、この風っ子です!
弊社ギャラリーを以前からご覧頂いている方の中には「あれ?」とお思いの方もいらっしゃると思います。実はこのキットは以前も製作しており、現在もギャラリーで閲覧可能となっています。(以前の記事
実はあの記事の掲載後に大反響を頂きまして、同様のキットのお問い合せをいくつも頂きました。今回ご紹介する風っ子は、その中の一つなのです。
しかしお客様が変われば仕様も変わるので、今回はその点をふまえて解説致します。基本的なポイントは、以前の記事をご参照下さいませ。

鉄道模型の難しい所は、組立てより前のパーツ集め及び選定です。基本的な内容は先にギャラリーに掲載されていたモデルと同様なので揃える部品も同じですが、お預かりのタイミングが違うためその時点で手に入らなくなってしまったパーツが出てきました。その際はショップやメーカーに問い合わせて、なるべく近い仕様の部品を揃える事になりました。歴史の深い鉄道模型だからこそ起こりうる事態ですね。
上記の問題を解決した上で、組立てを進めて行きました。仕様の異なるパーツを使う箇所は、やはりそれなりの加工をしなればならなくなり、特に床板まわりはあちこち手を入れることになりました。ぱっと見は前回と同じ作りに見えるレベルにまで仕上がったと思います。

時間の経過で変わるのは部品の流通だけでなく、情報も変動します。幸いにも今回調べた際は前よりも多くの資料が集まり、より実写に近い色の割り出しや曖昧だった部分の鮮明化に繋がりました。色味はより実車に近い仕上がりになったと思います。
今作の外見上での最大の違いは、サッシを入れていない事です。時期によってサッシの有無があり、確認出来た限りでは夏期はサッシが取り外されていることが分かったので、今回はそちらの仕様を再現しました。
ちなみに窓下のシールは、実車と柄の順番が異なっていたり、向きが逆になっていたり、そもそも絵が違っていたりしますので、より正確な再現を求める方はデータをつくり直した上でデカールに置き換えて貼り込むと理想型に近づくと思います。

完成した風っ子は、新しい魅力を携えた素敵な車輛に仕上がりました!
過去に製作したキットのお問い合せが再び来ると、より高みを目指して製作に打ち込みたくなります。もちろん全ての作品に全力投球ですので、ご安心してお問い合せ下さいませ。