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キハ66/67 九州色
・東京都 K.T 様 ご依頼品
・エンドウ  1/80 Scale ブラスキット

今回はエンドウ製の完成品のリペイントです。
元々ラインの塗装にエラーがあった商品を、折角なら・・・とお客様のお好みの色と仕様にフルチェンジ! 色はお預かりした資料を参考に調色し、仕様も旧式のトイレタンクを搭載したモデルに加工してあります。
ブラス製なので、シンナーに漬け込んでから塗装を剥離してクリーム色を全体に吹いてから青ラインを入れていくのですが、一見シンプルなこのラインこそが最大の難関です! ラインそのものをまっすぐに引く事も難しいのですが、九州色は前面と側面のラインに段差がありその段差が少しでも入り方が異なると、全く印象が異なってしまいます。実車の写真を参考に、位置をバッチリ揃えてマスキングを施しラインを入れていきました。
そして今回、お客様のご指定で、屋根と床下にウェザリングを施しました。ウェザリングはちょっと薄いくらいでとどめるのがベストで、もうちょっと・・・と手を入れ続けてしまうと、やりすぎて真っ黒になってしまいます。実車を参考に、進行方向に沿ってすす汚れやホコリが着く雰囲気を出して、より本物に近づけました。
最後にウレタンコートを施して、完成! 使用感がありながらも、大事に扱われた名車が今ここに蘇りました。
ピカピカに仕上げるのみが鉄道模型の楽しみ方ではなく、気動車ならではの雰囲気を尊重した、一点もののスペシャルモデルに仕上がりました。