カツミ 1/80 Scale(HOゲージ)
近鉄30000系 ビスタカー III世
リペイント

クリックで画像
が表示されます
   ↓


近鉄30000系の登場時スタイル、所謂「ビスタカーIII世」の補修&リペイントを致しました。
(実はちょっと前に製作したのですが、公開するタイミングを逸してしまい、今回このギャラリーとしては初公開となってしまいました・・・)

元々は完成品なのですが、保存状態や保守維持の仕方が足りなかったのか、経年劣化によって部分的に錆があったり、塗装の退色が進んでいたりと、ご依頼者様も知らないうちに製品の老化現象がいつのまにか進行していました。

実はこの車輌、上記のような事情から、ご依頼者様がカツミ目黒店に相談の為にお持ち込みになられたものなのです。
当時の思い入れが有り、また高価な製品という事もあるのですが、何よりご依頼者様自身が「これでは車輌が可哀相だし、何とかしてあげたい」という製品を慈しむ心がきっと天に届いたのでしょう。
なんと、ご依頼者様がカツミ目黒店に持ち込んだその時、偶然にも別件のご依頼完成品を納めに弊社もそこに居合わせていたのです。

まさしく巡り合わせと申せましょうか、どうにか出来るものかどうかをたまたまご相談にいらしたその場で、現物を確認し、表面上の塗装だけでは真鍮自体の錆浸蝕は押さえきれない為、塗装を剥離して錆取り・防錆を施し、再塗装を行なったほうが、今まで以上に安心かつ綺麗に仕上がるという事をご説明致しました。

補修部分を部分的に上塗りで済ます事もできますが、車等の板金修理などでも同じように、塗装表面は同色に合わせることが出来ても、発色の為の下地塗装の違いで偏光度により、よく見ると修復していることが分かってしまうことがあります。これでは、折角の美しい車輌も勿体ないでしょう。

また、弊社のウレタンクリアーによる光沢技術は、ラッカー系クリアーよりも美しく輝くだけではなく、完全硬化後は皮膜としても強いため、傷つきづらく埃が付着して曇ってきたようでも磨くことでまた輝きを取り戻します。

上記のことをご理解頂けたのか、ご依頼は『塗装剥離後、下地修復のうえ、全塗装』となりました。
カツミ目黒店の店長さんも「ナガエさんの工房にお任せすれば、見違えるほど良くなりますよ」と太鼓判を押して下さいました。

そうして出来上がったのが、ご覧頂いてますこの車輌です。
ビスタカーの特徴でもあるVラインが2輛連結で一直線の綺麗なラインになっているのがお分かりでしょうか。10100系の連接台車も特徴があって良いのですが、ボギー構造となった30000系も20メートル級の迫力があって良いものですね。


昔の組立てキットを完成品にするのも、傷んだ完成品を高い品質で復元するのも、鉄道模型のみならず、プロとして模型全般に携わってきた「NAGAEアートプロダクション」だからこそ!
模型製作や修理に関する事ならば、ご相談を頂ければ、必ずお役に立ちます♪
是非ご用命下さい!